現在、来店されるお客さんの車への価値観が変化してきたのがわかる。
そして、成約される車の金額も変化している。
すべてが新車が作れなくなり、故障した人は車に困り
世の中で車のない不便さを知ったお客様が多い。
私は以前から日本と言う国に対し、生まれながら、携帯電話、車、家、着る服、食べ物全てが揃っている。
昔からよく言うが、衣食住が揃っているのは当たり前ではない。
日本はものがあるから開発が進み、そして新しい製品が生み出されている。世の中にインフラを撒き起こしている。
これは日本にとって最高の成果だと思う。
しかし、衣食住が揃っていないことを全く知らない世の中。
私は以前からそのことに対しずっと違和感を抱いている。そして遺憾になることもある。
なぜなら、日本人はものを粗末粗末にする人が多い。
そのため、車がなくなり、車とはどんなものかと考える人も多かったのではないだろうか。
少しだけそれに気づいた人が新車の納期が遅れ中古車を購入。これからは新車の納期が伸びることにより待ち切れない需要が伸びていくのではないかと思う。
そして新車の価値観をガッツリと変わった。トヨタのプリウスは300万円代から400万円代になると言う。
コロナによって、人件費や設備投資をしてきた企業が、これから資金のない中で経済を上げて行かなきゃいけないと言う企業目線もある。
そして消費者もきっと給料の変化により高低差があると考えられる。そして新車の価値観が上がり、中古車に対する必要性を感じてくる世の中にもなるそう。私は思う。
しかし、これを不便だと思うか?私は人間らしさを取り戻してきたと言うことにもつながると思い良い事でもあると思う。
そして、一気に上がった中古車の相場は、現在いちど下がった。しかし、新車が高騰する中で、中古車の高年式が少し高くなると思う。
土地や建物も同じだった。
もともと30,00万円位だった。住宅建築が現在は36,00万円になったと言う。私のお客さんも家を建てているが、皆が口を揃えて家計が厳しいそう話をする。物価高騰により物の価値が一気に上がり、供給がなく需要が多かったのも物の価値を上げた。
まとめると、物価高騰により物の価値が上がり、そして不便さを感じ、物のありがたみを知ったと思う。
駆け込み需要などかなりあったが、コロナが落ち着いてしまうと、結局はお金を使っただけと言うことも思っている人もいるであろう。
当社では、コロナ禍の時は、故障以外は車を売らなかったが、その時にお客さんにちゃんと説明してあげたので、お客さんが今になり注文をくれる。あの時買わなくてよかった、とつぶやく。
私は自分の知っていることをできる限り、損をさせないよう教えていきたいと思う。