こんにちは、エージェントの社長です。
人が嘆き、私が嘆き、友達や家族、そして子どもたちが嘆く。そんな姿は、日々の生活の中でごくありふれた光景です。しかし、本当に大切なのは「なぜその人たちが嘆いているのか」、その根本を探ることにあります。
世間一般の人間は、例えば10人全員が嘆いていたら、その大勢の嘆きをどうにかして大きな議題にし、テーマにして進化しようとします。しかし、本質を知るには、たった1人の小さな嘆きに耳を傾ける必要がある。自分自身も同じように嘆いているなら、それは2人で嘆いているということです。
10人が声を大にして嘆いて初めて気づくのと、たった1人の嘆きに早く気づくのとでは、大きな違いがあります。世の中の先を読むポイントは、誰か1人でも嘆いていたら、それを改善しようとすること。その心構えこそが、新しい世の中を作っていくのです。
小さな声に耳を傾ける「プロの目」
これは、ビジネスや世の中の動きとも全く同じです。
噂話と同じように、1人の小さな言葉が、伝言ゲームのように繰り返されるうちに全く違う意味へと変容してしまうことがあります。だからこそ、その言葉の本当の意味に早く気づくことが大切です。
株の世界でも同じことが言えます。周りの誰かが何かに嘆いている小さな声に少しでも耳を傾け、どの会社がそれを解決してくれるのか、どの企業が改善に動くのかを考えれば、誰よりも早くその本質を見抜くことができます。世の中の先を見ることができる人、それこそが私の言う「プロ」の姿です。どんな些細な声であっても、見逃さずに受け止めること。人を見る目は、商売において何よりも大切なのです。
自分と向き合い、自ら変わる強さ
物事の根本を知ることで、必ず自分との共通点が見えてきます。その共通点に共感できるのであれば、たとえ周りが誰も助けてくれなくても、誰も理解してくれなくても、自分ひとりで戦うべきです。なぜなら、周りはそのビジョンをまだ持っていないからです。
人が変われば世の中が変わり、世の中が変われば自分も変わらなければならない。どちらのストレスが大きいかは一目瞭然です。世の中が大きく変わるのを待つくらいなら、自分が先に変わればいいだけの話。こんな単純なことに、多くの人はなかなか気づきません。
人を否定することは、その人が持つチャンスを奪うことにもつながります。人を否定する行為自体が、自分自身をダサく見せてしまう。だから、人がどう生きようがどうでもいいのです。自分の生き方を無理に押し付けてくるような人間には近づいてほしくないし、自分自身もそんな不毛な人間関係からは自然と離れていきます。限られた人生の時間の中で、無意味なものに囚われている暇はありません。同じレベルで話をできる仲間とだけ歩んでいけばいい。それは決して冷たいわけではなく、自分を守るための最強の手段なのです。
商売の本質と、真の成長
人を幸せにすることは、自分自身の進化につながります。立派な言葉を並べ立てながら、結局は自分のことしか考えていない人間は、いくら時間が経っても孤立していきます。
私は既に孤立しているかもしれません。しかし、本当に正しいと思う行動をやり続けていれば、いつしか周囲の評価も変わっていきます。時間がかかっても、やり切ってしまえばそれが全てです。
自分の原理を知り、周りとの関わり方を知る。自分の得意・不得意を知り、苦手なことでも必要であれば頑張る。そうして得意分野を持つ人たちが集まり、お互いに分担して支え合うことで、会社という強い組織が生まれていくのです。
「明日は死ぬかもしれない」
そう常に意識することは、自分の人生において最大の危機感を持つことにつながります。周りの人の嘆きを大いに受け止め、その根本を知りながら、私たちは今日も一歩ずつ前へと進んでいきます。